こんにちは。日日是(ヒビコレ)です。
私は、フットサルチームで指導者として活動しています。
活動の中で、チームとしてロジカルコミュニケーションを鍛える取り組みをしていますので、今回はその1例を紹介します。
普段の生活や仕事の中で、「質問に対しての回答が違うこと」や「相手に上手く伝わらないこと」など、会話が上手くかみ合わないことは無いでしょうか?
会話の中で、少しでも違和感のある方はロジカルコミュニケーションに課題があるかもしれません。
この記事のオススメの方
- 会話が上手く続かない方
- 伝えたいことが上手く伝わらない方
- 質問の回答が違うことが多い方
論理的思考能力とは
論理的思考能力とは、読んで字の如く、論理的に思考ができる能力の事を言います。
論理的とは、簡単に言うと筋道の通った思考ということになります。
結論と理由が繋がっていることとも言います。
なぜ論理的思考能力が必要か?
論理的思考能力はフットサルをプレーする上で、必要な能力だからです。
理由は大きく2つあります。
1点目は、相互のコミュニケーションにズレが無いようにするためです。論理的思考能力は監督と選手、選手同士のコミュニケーションの中で、「共通認識」のもとに話せるようにします。
2点目は、目の前で起きている状況に瞬時に対応するためです。
目まぐるしく状況が変わるフットサルゲームの中で、論理的に処理をしながらプレーしなければ行き当たりばったりのプレーになってしまいます。
ですので、論理的思考能力は、フットサルに不可欠な能力です。
論理的思考能力を養う方法 問答ゲーム
論理的思考能力を養う練習として、問答ゲームを紹介します。
問答ゲームのルール
- あなたは~が好きですか?などお題を決める
- 結論 ― 理由 - 結論 の順番で話す
大まかなルールはこれだけです。
小学生の言語技術教育にもよく用いられるようです。
実際の活用事例
指導しているフットサルチームで行った例を説明します。
お題は、「あなたはフットサルが好きですか?」
これに対して1人ずつ回答します。
そして、回答に対して6W1H(いつ、どこ、だれ、なに、なぜ、なんのため、どのように)をベースに回答者に対して回答者以外が質問をして掘り下げていくという流れで行いました。
問答ゲームを行った実感
私自身の気づきもあり、参加者にも気づきがあり、かなり良かったです。
大体の選手が、最初に主語を忘れてしまいました。笑
最初の結論部分で「私は~」が抜けてしまいます。
理由や、最後の結論で「私は~」が入ってくるので、ここでやっとあなたなのねということになります。
また、選手同士の問答で、
A「あなたの能力はどこで発揮されますか?」
という質問に対して、
B「1対1で発揮されます」と回答。
ですが、これだと答えになりません。
Aは「どこで」質問をしています。Bはこの質問に対して「いつ」を回答しています。
問答がかみ合わない状況がけっこうありました。
実際の現場で、かみ合わないことを想像すると、ちょっと怖くなります。笑
選手たちもかなり頭を使ったようでした。
徐々に選手の発言や、発言に対しての質問による掘り起こしも生まれてきました。
ですので、問答ゲームの効果を感じられたのかなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
問答ゲームは簡単で、短時間でも頭を使う実感を得られるのでオススメです。
普段、論理的思考が苦手だなーと感じている人は、友達や家族を捕まえて問答ゲームに是非トライしてみてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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